奥会津体験博覧会 せど森の宴 三島町・荒屋敷遺跡出土の「漆の糸玉」づくりワークショップ

奥会津体験博覧会 せど森の宴

Original
Original

8

縄文の人々に思いを巡らせながら、漆と麻に願いを託す

三島町・荒屋敷遺跡出土の「漆の糸玉」づくりワークショップ

Display
Display
Display
Display
令和3年1月12日に福島県知事より要請された「不要不急の外出自粛」を受け、「せど森の宴」の対面型プログラムについては一旦、全て開催中止となりました。
来年度以降、また開催できるようになりましたらお知らせしたいと思いますので、ご興味のある方は、下記お問い合わせ先のメールアドレスから「開催お知らせ希望」とご連絡ください。

ーーー

ご存知ですか、縄文の人々は、高度な「漆の使い手」だったことを。

現代人と同じようにウルシの木を管理育成し、その幹に傷を付けて樹液を採取し、水分を飛ばして精製し、器や生活道具を塗装したり、壊れた土器を接着して修復したりしていました。

そして実用性だけでなく、そこに精神性や精霊性を見出していたことも特徴的です。特に、魔除けとして赤い漆の装飾品を持つことは、彼らにとって特別な意味を持っていました。

ここ奥会津・三島町の縄文晩期の遺跡「荒屋敷遺跡」からも、細い糸束が赤色の漆で丁寧に塗られ、ぐるりと結ばれた不思議な漆の糸玉が発掘されています。 縄文人は何を思い、漆を塗り、結び、固め、糸玉をつくりあげたのでしょう。赤い玉を繋げてアクセサリーにしたのか、あるいはなにかの願いや祈りをこめたのか。その謎はいまだに解明されていません。

今回、漆造形作家の「いらはらみつみ」さんをお迎えし、この地で発掘されたそんな神秘的な「漆の糸玉」づくりワークショップを開催します。

素材は、漆・赤色顔料・和紙・大麻草など、日本に古来からある材料を使います。まず大麻草を撚って糸を作り、赤の顔料を混ぜた漆を染み込ませます。その中には願い事を書いた和紙を入れ込み、祈りを託します。ぐるぐると糸玉のかたちに整形しながら、それぞれの糸玉が完成します。

出来上がった糸玉は、当日お持ち帰りいただいて、ご自宅で数週間、漆を固めてからストラップ(お守り)としてお使いいただくことができます。

そして当地ならではのプログラムとして、当日はワークショップの前に、この糸玉の発掘に携わった専門家の方から出土品についての解説をじっくりお聞きした上で制作に入ります。

この地で約2400年前に行われた手しごとを実体験し、太古の人々に思いを巡らせる、一日かけて濃密な時間となることと思います。

講師を務めていただく漆造形作家の「いらはらみつみ」さんの楽しく親しみやすい指導のもと、初心者でも安心して製作することが出来ます。進行やガイドは、漆とロックの貝沼が行います。合間合間で、二人の掛け合いによる漆にまつわる様々な話も紹介しながら進めていきます。

この機会をお見逃しなく!

■プログラムと会場

<メインプログラム>
11:00-12:30 「荒屋敷遺跡出土品(漆の糸玉)の講義」@三島町町民センター
12:30-13:30 「熊肉と大根の縄文鍋」の昼食 @ログハウス どんぐり
14:00-17:00 「漆の糸玉ストラップづくりWS」@ゲストハウス ソコカシコ
 ※参加費 5,000円
 ※昼食代は別途実費(1,000円程度)をお店でお支払いください。(特別にこの日だけのスペシャルメニューとして「熊肉と大根の縄文鍋」メニューをご用意いただけることになりました!その他に通常メニューの蕎麦や会津地鶏ランチもご注文いただけます。)

<オプションプログラム> 
18:00-21:00 「縄文酒宴 -1万年ぐるぐる放談会-」@ゲストハウス ソコカシコ
 ※参加費 4,000円(アルコールなし3,000円)
 ※別途 5,000円でそのままゲストハウスに宿泊が可能です

※プログラム終了後に、講師の先生と縄文料理(!)を囲んで懇親会を開催します。「1万年ぐるぐる放談会」と題して、さらにディープな漆と縄文を掘り下げる時間にしたいと思います。特別な映像の上映も予定しています。ご希望の方は、お申込み時にお知らせください。参加費は別途4,000円がかかります。(食事とお酒代となります。アルコールなしでご参加の方は3,000円となります。)そのままゲストハウス・ソコカシコで宿泊もご希望の方は、5,000円で宿泊も可能です。(定員がありますので先着順となります。)

※プログラム開始前に、49号線を坂下町方面から来ると道の途中にある「ほっとinやないづ 縄文館」もご覧いただいてから参加されると、より1日かけて縄文ワールドに浸ることができます。
住所:福島県河沼郡柳津町柳津下平乙151-1 開館時間:9:00~15:30 入館料:無料

注意事項

Display
■お願い:漆はかぶれの心配がある為、手袋などを用意し作業しますが、参加についてはご自身の判断でお願い致します。漆が服に着くと絶対に落ちないので、当日は汚れてもよい服装でご参加ください。

■参加対象年齢:小学校高学年以上

■制作物について:漆の糸玉の出土品は、具体的な製作方法についてもまだ解明されていない部分も多いため、今回の体験ワークショップで作るものは出土品と全くものにはならないことをご了承ください。
下記実施スケジュールからお好きな日程にご予約下さい

案内人

Display
Display
漆造形家 いらはらみつみ
1972年  鎌倉出身
2001年  東京芸術大学大学院美術研究科漆芸専攻修了
2001年  国際漆デザイン展奨励賞
2005年 国際漆展銀賞受賞。
2017年  国際漆展入選
2010年〜2019年会津漆の芸術祭
個展グループ展多数
出版物
2015年  書籍 誠文堂新光社『ゼロからの金継ぎ入門』

Display
漆とロック株式会社 代表 貝沼 航
現在は“繋ぐ・伝える・生み出す”を自身の役割として、福島県会津地域で漆器のコーディネーター/プロデューサーとして活動。学生時代はバンド活動とインド旅行に明け暮れる。大学卒業後、会津若松市に移住。25歳の時に、縁があり訪れた工房で漆器づくりの現場に魅せられ起業。ダイアログ・イン・ザ・ダークとコラボレーションした漆器「めぐる」は、目を使わずに生きる方たちの感性を活かし触覚に着目したデザインにより、2015年と2020年にグッドデザイン賞を受賞。作り手と使い手を繋ぐ産地ツアー「テマヒマうつわ旅」や国産漆の植栽活動にも取り組む。漆と人の繋ぎ手として、漆器の魅力を伝える講演やイベントも常時行っている。

集合場所

Display

三島町町民センター 視聴覚室

〒969-7511

福島県大沼郡三島町宮下字宮下350

<集合時間>
11:00

※集合場所について、せど森の宴パンフレットでは「生活工芸館」となっておりますが、正式には「三島町町民センター」に変更になりました。お間違えのないようご注意ください。三島町町民センターの駐車場に停めて「視聴覚室」にお越しください。

駐車場:無料有

申し込み・問い合わせ先

Display 漆とロック株式会社 代表 貝沼 航
Tel:090-9537-3130 ←当日のご連絡もこちら
E-mail:wakk@urushirocks.com

実施スケジュール

Display

第1回

実施日時
2021/02/27(土) 11:00 〜 17:00
予約開始
2020/12/25 17:00
予約終了
2021/02/14 00:00
料金
5,000円
定員
0 / 12 人
最少催行
5人
備考
昼食代は別途実費をお店でお支払いください。
終了後の「縄文酒宴 -1万年ぐるぐる放談会-」もお楽しみください(別途4,000円)。