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暮らす地域の調べ方、まとめかた




昭和村の基層文化(土地の履歴)を調べてきた菅家博昭さんと洋子さんが、参加者の皆さんと一緒に、お二人が暮らすオオマタ地区を歩きながら、土地の記憶を記録する実験的な試みを開催します。参加者には集落の白地図をご用意しますので、それぞれが見つけた村の宝物を見つけて書き込んでいただきます。初めて訪れる人や奥会津に住んでいるけどあまり知らない方でも、散歩を通してその地域のことを調べる方法を学べます。このプログラムに参加することで参加者自身が住んでいる町村でも応用できるようになるのが目標です。また、案内人の洋子さんは喰丸小の2階で月数回 週末に出店書店を開催し基層文化をテーマにした写真展、映画会を主催。どんな記録のまとめ方があるかもよく知っています。
今回のプログラムでの聞き取り、フィールドワークが、その土地の小さな同時代記録になります。集落は、記憶の履歴の宝庫です。この会に参加後に自分の暮らす地域の新しい魅力を見つけてください。
注意事項
村の中を歩きますので、歩きやすい服装、できれば長靴、雨傘。動きやすいように荷物を少なめにしてください。筆記用具を持参下さい。マーカーや色鉛筆などがあれば、まとめる時によいかもしれません。カメラ、スマートフォンのカメラ等で撮影も可能です。雨天でも実施します。トイレは大岐管理センター内を使用します。
各自飲み物やタオルなどをご用意ください。
寒い時期になりますので脱ぎ着しやすい服装でお越しください。
案内人

菅家博昭
詳しいプロフィールはこちら(記憶の森を歩く)
1959年(昭和34年)生まれ。62歳。宿根カスミソウ栽培・露地草花生産の専業農家で圃場は昭和村の自宅付近で約1ヘクタールを栽培している。1984年から花の栽培を開始。同年昭和花き研究会の設立に参加し、2014年12月22日まで会長。解散し会津よつば農協かすみ草部会に入会。専門のカスミソウ、からむし、郷土の著書多数。奥会津の出版社奥会津書房発行「見えないものを見る意志」「奥会津 神々との物語」や「会津学」「奥会津子ども聞き書き」などの執筆活動を続けている。盛り上げないマチムラ作りを目指す。

菅家洋子
詳しいプロフィール等はこちら(森のかすみ草)
昭和村在住、織姫研修生OG。広島県出身。2008年、からむし織体験生として昭和村に移住。現在はかすみ草農家として働きながら、からむし栽培から機織りまでの作業を続けている。
村々を歩き、暮らしや文化を観察したり、その場所で生きてきた人の話を聞くことを楽しみとしている。2021年から「日々を燈す、本と植物」をテーマにした場所、「燈日草」開く。同年6月23日、『降りながら、照る場所へ-沖縄・祈りの地を歩く』(奥会津書房)を自費出版。
集合場所
大岐管理センター
〒968-0211
福島県大沼郡昭和村小野川字大岐
当日の電話 09022722780菅家博昭
【お車の場合】
道幅が細いところもあるので、時間に余裕をもってお越しください。
【公共交通の場合】
公共交通機関はありません。
駐車場:無料有
駐車場は大岐管理センターの脇にございますので、ご利用ください。シャッター前には駐車しないで下さい。
申し込み・問い合わせ先
お申込み/
「せど森の宴」公式webサイト(▽下部申し込み欄)
または下記 お問い合わせから
お問い合わせ/
担当:菅家博昭
TEL:090-2272-2780
実施スケジュール
第1回
- 実施日時
- 2022/10/30(日) 09:00 〜 11:30
- 予約開始
- 2022/09/25 08:30
- 予約終了
- 2022/10/10 17:00
- 料金
- 500円
- 定員
- 9 / 9 人 (満員)
- 最少催行
- 2人
- 備考
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開催日が福島県知事選挙となり投票所の大岐センター前駐車場が混雑します。大きなシャッター前は駐車禁止で、消防屯所の側の駐車場(向かって左側)等を利用ください。トイレは大岐センター使用できます。なお雨天時は傘をさして集落内を歩きます。まとめ方は菅家宅の花の作業場等で行います。